浄化槽を動かすうえで欠かせない装置が、ブロワーモーターです。
この装置は、簡単に言えば浄化槽に空気を送るためのポンプの役割を持っています。
なぜ浄化槽に空気を送る必要があるのかというと、浄化槽には汚れた水を分解して綺麗にする
微生物が入っており、その微生物が繁殖する場所に汚水を接触させるために、ブロワーから送られる空気の力を利用します。
微生物が繁殖しすぎると汚水の分解能力が落ちてしまう為、それを防ぐために繁殖する場所から微生物を適宜離す役割もあります。
ブロワーが止まると汚水が処理できず、異臭の原因となります。
また、ブロワーにはVベルトと呼ばれるゴムのベルトが取り付けられており、動きを制御しています。
浄化槽から異臭がしたらブロワーが止まってしまっているか、故障している可能性があります。
ブロワーから大きな音がしたら、Vベルトが外れてしまっている可能性があります。
これらの異変に気づいたら、ブロワーのコンセントをプラグから引き抜き、センエーまでご連絡ください。